二成分混合液の管内沸騰熱伝達の機構

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二成分混合液の管内沸騰熱伝達の機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Boiling Heat Transfer of Binary Mixture in a Tube
責任表示:
藤田 恭伸(九州大学・工学部・教授)
FUJITA Yasunobu(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
1.垂直管内の強制対流沸騰熱伝達の実験に関連し、管外面に、接した熱電対に重畳される加熱用直流電圧成分の補正法の確立と妥当性の確認、混合媒体のバルク温度の算定に必要なエンタルピの修正BWR状態方程式に基づく計算プログラムの作成と収束性の検討、及び液体単相流熱伝達の実験による実験装置と方法の妥当性を確認した。 2.フロン系冷媒R11とR113の各純液、及びR11のモル濃度が25、50、75%の混合媒体を試験液体として、系圧力が0.2と0.4MPa、質量速度が150〜1500kg/m^2S、熱流束が0.5〜100kW/m^2の範囲で、サブクール沸騰から二相強制対流域までの範囲で、局所の熱伝達特性を明らかにした。 3.管入口の状態が高サブクールの場合、バルク液温は非沸騰域では直線的に変化し、管内面温度もバルク液温とほぼ平行に増加する。しかし沸騰が開始すると管内面温度は急速に低下し、これに対応して熱伝達係数は液体単相流のレベルから急上昇する。 4.伝熱特性を沸騰曲線表示した場合に質量速度の影響が無くなる十分発達した核沸騰域のデータについて、濃度依存性を検討した結果によれば、純成分液の熱伝達係数あるいは伝熱面過熱度を基にして濃度の重みを付けて合成した結果に比較すると、伝熱特性は劣る。また伝熱過熱度の増加割合はプール核沸騰に対する予測式とも傾向が異なる。 5.高クオリティの二相強制対流域の熱伝達係数は、クオリティに対して比較的緩慢な変化を示す。また熱伝達係数の濃度依存性も核沸騰の場合に比較すると弱くなっている。 6.伝熱特性の詳細な検討には混合媒体の相平衡図、状態方程式、熱力学的性質、輸送的性質などの情報が不可欠であり、これらのデータの充足と推算法の確立が急務である。 続きを見る
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