中国新彊ウィグル自治区の少数民族とその文化の特質に関する基礎的研究

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中国新彊ウィグル自治区の少数民族とその文化の特質に関する基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
権藤 与志夫(九州大学・教育学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987
概要(最新報告):
過去40年以上, 日本人による本格的な学術研究がなされなかった中国新彊ウィグル自治区の社会と文化に関する学際的且つ国際的現地調査を実施し, 中国及びわが国における学術研究の発展に寄与すると共に, 両国間における文化交流の増進を計ることを目的とする. 本研究が多岐の分野に且つて実施されるのは, 新彊ウィグル自治区の人間と文化を断片的にではなく総体として体系的に捉えようとするためであり, このような研究視点はわが国と新彊ウィグル自治区との人間的・学問的相互理解を深める上で極めて重要であると考えられる. 本研究は3ヵ年計画により実施する予定であり, 本年度はその初年度に当る. 従って, 本年度の研究実績としては来年度の本調査を前にして予備的な活格を帯びている. 別項の通り, 本年度の現地調査は昭和62年8月15日から9月15日までの1ヵ月間であったがその主な成果を次の諸点にまとめることができる. (1)新彊ウィグル自治区政府関係者との打ち合わせ まず到着直後, 全国人民代表大会代表・新彊維吾尓自治区委員会常委の巴岱氏に歓迎され, 調査への全面的協力を約束してもらった. 現地烏魯木斉でも自治区人民政府顧問伊敏諾夫氏, 同教育委が会努尓提也夫氏その他責任者に面会し, 調査に関する基本的合意に達した. (2)新彊師範大学との共同研究の推進 九州大学と友好関係を締結している新彊師範大学の胡〓教授はじめ3人の研究者と共同研究の実をあげることが出来た. 同大学附属中学校では労働観に関する質問紙調査に協力してもらうことができた. (3)地方諸機関の協力体制 新彊がウィグル自治区であることには十分な意味があり, この制度は根強い伝統的な自治組織の性格が反映している. 現地調査を通して新彊大学,新彊医学院, 喀什師範学院, 社会科学院科研処, 新彊ウィグル自治区博物館, 等々の絶大な協力・支援を得ることができ来年度以降における一層の協力関係が約束された. 中国側諸機関と調査団との協力関係はこのように円滑であったが,他方, 先方の諸機関相互間の関係が必ずしも調整されているとは限らず今後の交渉過程において慎重な対応が必要であることが確認された. 続きを見る
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