キラルな天然資源の医薬品への応用に関する研究

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キラルな天然資源の医薬品への応用に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Synthesis of Biologically Active Compounds from Chiral Natural Products
責任表示:
酒井 浄(九州大学・薬学部・教授)
SAKAI Kiyoshi(九州大学・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
本研究は、医薬品として既に重要な位置を占めるプロスタグランジン類、(PGs)の合成研究を目的とし、キラルな天然資源としてのリモーネンの利用をはじめとして、新規手法の開発を検討した。本研究(昭和62,63年)で得られた成果の概要を述べる。 1.リモーネンを出発原料とするPGE_2の合成研究 リモーネンのキラリティーを利用し、当初予定の合成ルートによりPGE_2の合成にほぼ成功した。しかしながら、最終段階における収率の向上が望まれる所であり、さらに検討を加えている。 2.リモーネン-10-オールからカーバサイクリン系化合物への変換 (+)-リモーネン-10-オールから上記化合物への変換に成功した。本合成ルートは、i)ロジウム錯体による立体選択的5員環形成反応、ii)位置選択的アルビール縮合 iii)立体選択的1,4-付加反応等の工程により高選択的に目的物が得られたものとして注目に値する。 3.新手法によるPGsの合成研究 i)多官能性シクロペンタノイドの新規合成法を確立すると共に、生体触媒による不斉導入、高選択的化学変換により、極めて独自性の高いPGE_1合成ルートを確立した。 ii)加水分解酵素の特性を活用し、PGA_2中間体の高エナンチオ選択的合成法の開発に成功した。 iii)有機銅試薬による立体選択的1,4-付加に引き続く環化反応を見い出し、11-デオキシPGsの高立体選択的合成法を開発した。 4.新規環化・開裂反応-本研究の過程で見い出されたこの反応は、5員環から5又は6員環への変換が可能であり、今後、合成化学上の利用が大いに期待できるものである。 続きを見る
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