生理学的条件下における犬膀胱内圧測定および膀胱尿道筋電図

閲覧数: 2
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

生理学的条件下における犬膀胱内圧測定および膀胱尿道筋電図

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Continuous monitoring of bladder pressure and electromyogram of urethra in dogs in a completely physiological state
責任表示:
Kazuo TAKAYAMA
本文言語:
日本語
研究期間:
1986-1988
概要(最新報告):
雑種雌成犬に圧力トランスデューサー(ICT/b)を膀胱粘膜下に埋め込み、1週間以上経過した後、生理的条件下で膀胱内圧測定を行った。立位、坐位などの体位変化による膀胱内圧変化をはじめ、排尿時、排便時、咳時などの膀胱内圧変化も記録する事ができた。又、排尿時の圧パターンは一峰性、2峰性、3峰性などあり、一期に排尿を行う一峰性の圧パターンでは、尿流パターンとの間に位相差がみられた。ウロフロメトリーで測定すると、排尿時で圧がピークに達した時が排尿終了である事が明らかになった。 我々の実験系において、膀胱内圧に及ぼす各種自律神経作動薬の実験が、in vivoで可能となったが、抗コリン薬静注で排尿圧は明らかに低下したがその効果は一時間以内で消失した。コリン作働薬のうちコリンエステラーゼ阻害薬では膀胱内圧は徐々に増大し、投与後150分前後でピークに達した。また膀胱内圧と尿流量率を同時測定することにより、尿道抵抗の算出が可能となった。尿道抵抗は尿流量率がピークを示す時が最低値となり、この値はαーブロッカーの投与により明らかに低下することが証明された。これら一連の実験により従来断片的にしか知ることのできなかった自律神経薬の尿流動態に及ぼす影響をより臨床に近い形でダイナミックに捉えることが可能となった。膀胱内圧と尿流量率が同時測定できたために、排尿の開始は外尿道括約筋の弛緩によって始まり、引き続いて利尿筋の収縮がおこり、括約筋の収縮によって排尿が終了した時点から利尿筋は徐々に弛緩するという一連のサイクルも明らかとなり、正常排尿の開始と終了における外括約筋の随意的な弛緩と収縮の果たす主導的役割が明確となった。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

7
膀胱・尿道・男性生殖器 by 市川, 篤二
9
肝内圧測定による肝門脈循環動態の解析 by 前山, 隆太郎; MAEYAMA, RYUTARO
5
膀胱・尿道 by 加藤, 篤二(1909-)
11
気管・咽頭・食道の内圧測定法とその臨床的意義 by 小宮山 荘太郎; Komiyama Sohtaro
5.
膀胱・尿道 by 加藤, 篤二(1909-)
7.
膀胱・尿道・男性生殖器 by 市川, 篤二
9.
肝内圧測定による肝門脈循環動態の解析 by 前山, 隆太郎; MAEYAMA, RYUTARO
11.
気管・咽頭・食道の内圧測定法とその臨床的意義 by 小宮山 荘太郎; Komiyama Sohtaro