骨軟骨石灰化調節物質に関する基礎的研究

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骨軟骨石灰化調節物質に関する基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
江口 正雄(九大・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1986
概要(最新報告):
カルシウム調節物質として知られている薬物が骨軟骨の石灰化,骨形成,骨吸収にどのような影響を与えるかについて実験的研究を行なった。実験動物はFisher344及びWistar-KingAめすラットとし、EHDP(Ethane-1-hydroxy,1-1-diphosphonate)で誘発されるくる病モデル及びTalcum(珪酸マグネシウム)投与で発生する骨萎縮性病変の骨粗鬆症モデルを用いて実験を行なった。その結果をActa Endacrinologica,International Orthopaedics等に発表した。結果の概要は以下の通りである。 1.EHDPくる病モデルにおいて、石灰化が障害された成長軟骨には活性型ビタミンD(1,25【(OH)_2】【D_3】)及びcalcitonin投与によって石灰化の促進効果がみられた。これら両薬剤の石灰化促進効果発現機構の異同を検討したところその機構が異なることが明らかにされた。 2.EHDPくる病モデルにおけるCalcitoninの石灰化促進機序を明らかにする目的で、Ca拮抗薬の1つであるDiltiazemの併用投与を行なって石灰化促進効果に対する影響を調べた。この結果Calcitoninによって促進される石灰沈着効果はDiltiazemの併用投与により、用量依存的に抑制されることが明らかにされた。この結果は本実験系におけるCalcitoninの石灰沈着促進効果発現のためには成長軟骨細胞内におけるカルシウムイオンの濃度が重要な役割を果している可能性を示唆した。 3.EHDPくる病モデルにおいて、ラットにおける血清Ca低下作用をもつと報告されているImidazole,2-Thiophene carboxylicacid,WR2721の3薬剤が、本モデルにおけるCalcitonin投与と類似した石灰沈着促進作用を示すことが明らかにされた。 4.Talcumの投与で誘発される骨萎縮性病変がEHDP投与によって抑制されることを明らかにした。 続きを見る
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類似資料:

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昆虫の変態・休眠制御物質の開発 by 桑野 栄一; KUWANO Eiichi
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