珪酸塩メルトからの結晶核形成に対する熱履歴の影響

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珪酸塩メルトからの結晶核形成に対する熱履歴の影響

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Effects of Thermal History on the Nucleation in Silicate Melts
責任表示:
青木 義和(九州大学・理学部・助教授)
AOKI Yoshikazu(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1986-1988
概要(最新報告):
1.ディオプサイド組成のメルトの構造を核磁気共鳴法とトリメチルシリル化法で検討した。核磁気共鳴装置による測定結果、SiーO結合距離は1.63±0.004〓、SiーOーSi結合角は130°であった。しかし、熱履歴による影響は殆んど検出できなかった。 トリメチルシリル化法による分析結果、珪酸陰イオンの形態はポリイオンがほとんどで、モノマー0.21%、ダイマー0.10%、三鎖0.12%などであった。メルト中では巨大長鎖構造をとっている可能性が強い。 2.ディオプサイド組成の急冷ガラスとアニール試料を用いて、DTAによるガラスからの結晶化実験を行った。急冷ガラスの場合、生成物はほとんど透輝石であるが、アニール試料の場合、透輝石と準安定相のMgー珪灰石が析出する。アニール時間が長い程および昇温速度を速める程、Mgー珪灰石の量は増加する。また、発熱ピークから算出した結晶化の活性化エネルギーは、アニール時間が長い試料の方が大きいことがわかった。 3.アノーサイト組成のメルトからの結晶核形成および結晶成長実験を行った。この実験では、アノーサイト組成をもつ準安定相のP2_1相、C2相および安定相のI1^^ー相が析出する。初めにP2_1相が、次いでC2相が不均一核形成を起すが、液相の減少と共にP2_1相の量が急激に増加する。C2相は液相の減少と共に消滅する。実験系内でP2_1相のみとなった時点で、急激にP2_1相は安定相のI1^^ー相に転移する。このように、アノーサイト組成のメルトからの結晶化は2つの準安定相を経て安定相へと移行することが判明した。 続きを見る
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