筋肉の機能と構造の調節機構

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筋肉の機能と構造の調節機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Regulatory mechanisms of structure and function of muscle
責任表示:
大槻 磐男(九州大学・医学部・教授)
OHTSUKI Iwao(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1986-1988
概要(最新報告):
本年度は本研究も最終年次の3年目になり、前年にひき続いて筋肉の調節蛋白及び骨格蛋白に関する4つのプロジェクトにつき以下の通り研究が進展した。(1)横紋筋Ca調節蛋白質。CATA処理によりトロポニンCを完全に除いたグリセリン筋張力がトロポニンC添加によって元に戻ることを証明し、CDTA処理が生理的なCa調節研究のための良い手法であることが明らかになった。またこのCDTA処理筋原線維を用いて筋原線維内のトロポニンCに特異的なCa結合を測定し、1分子当たり4個のCa結合部位のすべてにCaが結合してはじめてATPoise活性化がおこることを見出だした。その他筋原線維のトロポニン・トロポミオシンの除去と再感作の条件も確立され諸種トロポニン標品の作用を筋原線維を用いて比較できるようになった。さらにカエル骨格筋トロポニンCのCa結合に伴うエンダルピー変化および各サブユニット間の相互作用による熱力学的変化を検討した。また蛋白質予測三次元構造について立体図形として書き出す簡便法を開発した。また蛋白コンフォメーションの安定性に対する水和の重要性についても検討を加えた。(2)細胞骨格蛋白質の研究。コネクチン抗体の免疫電子顕微鏡法によりカエル骨格筋内の局在を検討し、A帯上のコネクチンは伸長されていくし、I帯上では伸長され易いことをみた。またゲルゾリンでアクチンを破壊後にものこるフィラメントとしてコネクチンを直接観察することができた。パラトロポミオシンについても精製法の改良が行なわれた。(3)構造調節蛋白質。平滑筋、胚骨格筋α-アクチンの一次構造が決定され高次構造と機能の関係の議論がなされた。その他幼若筋の大日方の見出したアクチン重合調節蛋白についても研究が進められた。(4)平滑筋調節蛋白質。平滑筋収縮蛋白調整法について生理活性を保つ見地から再検討を行ない、天然アクトミオシン及びそのCa脱感作法が開発された。 続きを見る
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