LトロトランスポゾンのTATA box様配列への特異的挿入とクロマチン構造

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LトロトランスポゾンのTATA box様配列への特異的挿入とクロマチン構造

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
西郷 薫(九大・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1986
概要(最新報告):
本課題を遂行するための重要な基本技術は、トランスポゾンP因子を用いたショウジョウバエの個体レベルでの形質転換技術である。そこでまずこれを確立し、ルーテンにG1の20〜30%で形質転換体を生じる程度の頻度が得られるようにした。次ぎに、発現ベクターHSC1-1Xを作った。ショウジョウバエの熱ショウ蛋白遺伝子を含むクローンG3よりプロモーター領域を含むBamHI/Xhol断片を切り出し、pUC9のBamHI/SalIサイトに入れ、次いでプロモーターとリーダー領域のみからなるPstI断片をcarnegie1に入れ、更にPvullサイトをXhoIにリンカーにより変換し、HSC1-1Xベクターとした。次いでこのベクターの中にレトロトランスポゾン、コピアを入れ、コピアのORFと3'LTR間のHpaIサイトをBamHIサイトに変換しMH1を得た。このクローンでは、コピアの5'LTR内のBa1Iサイト(コピアの仮想プロモーター領域の少し上流に位置している)から3'LTRまでのコピアの全塩基配列が含まれている。コピアの転換がRNAを介しているか否かを調べるために、コピアのBamHIサイト内にP因子のイントロン2を適当な処理のあと導入した。更に、このMHI-12Rにショウジョウバエのrosy遺伝子を含む7kbのDNA断片を入れた(MHR-1)。MH1-12Rは、pUCHSeoとともにコピアを含まないことが知られているDrosphila yakubaに、MHR-1は、Drosophila melanogasterの眼色の突然変異ryにP因子法で注入した。実験は進行中であるが、現時点で両者から幾匹かの形質転換体(G1)が得られており、これらのDNAがまずブロッティングで検討されることになっている。またこのシリーズの実験とは別に、アミノ酸レベルでの任意のjunction配列をもったchimera"酵素"を作る方法を開発することに成功しており、これと上の実験を組み合わせることによりさらなる発展が期待されよう。 続きを見る
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類似資料:

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薬剤誘導性免疫寛容系の異種移植への応用 by 富田 幸裕; YUKIHIRO Tomita
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