自然エネルギーの研究(総括班)

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自然エネルギーの研究(総括班)

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
浦野 良美(九大・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1986
概要(最新報告):
本年度は、合同研究討論会(昭和61年5月14日・15日,東京・建築会館)で研究計画の発表と研究の進め方について専門的討議を行い、最終年度としての研究成果を得なければならない点についての徹底を図つた。研究成果討論会は、流体班(昭和61年11月7日,三重大学),地熱班(昭和61年11月11日,東京大学),太陽班・複合班(昭和61年11月15日,琉球大学)で本年度研究成果の中間報告会を行い、成果のとりまとめ方について討議を行つた。昭和61年度研究成果報告会(昭和62年1月26日・27日,東京・建築会館)では、大学,国立研究機関,企業からの参加も得て討論を行つた。研究成果報告書は500部作成し、国内および海外の諸研究機関へも送付した。なお、総括班会議は4回行い、研究計画,研究成果の検討ならびに評価を行つた。本年度の研究成果の概要は次の通りである。 〔1〕太陽エネルギー利用の研究班は、太陽エネルギーの蓄熱システムとして水蓄熱・固体蓄熱・地中蓄熱システムの最適化,地中長期蓄熱手法、建築物の夏季冷却のための選択放射・水分蒸発利用,太陽放射を受ける建物内の空気循環・室温調節および調湿機構、密閉間欠吸着式太陽熱・冷却器、太陽熱利用パネルヒーティングの室内熱環境評価等の研究が行われた。 〔2〕自然の流体エネルギーの開発研究班は、低速形低落差水車および高速形低落差水車の高性能化、風車の空力弾性を考慮した最適化、変動風速中における水平軸風車の最適設計、ADWAT風力発電システムの高性能化、アテニュエータ型波浪発電装置の最適設計法、ウエルズタービンの特性解明、低コスト発電形波力発電の研究等が行われた。 〔3〕地熱エネルギー資源の開発工学的研究班は、地熱帯の地質構造の解明のために岩石・鉱物学的探査,地質構造と変質作用およびフイツシヨントラツク法年代測定による地熱資源の深査、物理探査法としてMTアレイ効果およびMT法による地下熱水分布の探査、化学探査法として地球化学的手法,同位体地球化学的手法による地熱探査法、また地熱坑井内の流動挙動,スケール除去等の研究が行われた。 〔4〕自然エネルギーの複合利用に関する研究班は、複数の自然エネルギーの併用,多目的用途への利用に関する研究として、自然エネルギーの複合利用に市街地の熱環境調整および最適な住棟配置計画,伝統的な自然エネルギー複合利用方式の現代住居への適用,海洋エネルギーの複合利用の基礎研究,太陽熱・風力エネルギーの賦存量と局地的利用,および冬季積雪データ利用による渇水期の水資源エネルギーの最適管理等に関する研究が行われた。 続きを見る
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