新有機薄膜の合成-LB型薄膜

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新有機薄膜の合成-LB型薄膜

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
国武 豊喜(九州大学・工・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985
概要(最新報告):
情報変換機能をもつ有機薄膜の開発においては、薄膜内における分子の配列・分布などの組織化が重要な因子である。昨年度は累積単分子膜や二分子膜など膜の基本厚みが1分子または2分子に相当し且つ高度の組織性をもつLB型薄膜について、その基本的な調製法ならびに組織化の評価法の確立をめざして研究を行った。本年度は引続きこれらの高度化を計るとともに、組織構造と密接に関連する薄膜機能の検討を行った。 まず、高精度のLB膜作製を行うための基礎として、マイクロプロセサー制御のフィルムバランスならびにLBリフトを完成し、表面反射スペクトルが水面単分子膜の分子配向を解明する有効な手段であることを示した(国武)。 全反射FTIR法を用いてステアリン酸LB膜の分子配向を検討し、一層目は炭化水素鎖が六方晶型のパッキングをしているのに対し、二層目以上では単斜晶系が形成されていることを明らかにした(竹中)。 機能化に関しては、新たにフェロセン基をもつ長鎖分子を合成し、累積膜作製とその電導度測定を行った。ジエン、ジアセチレン基を含む長鎖脂肪酸の累積方法と重合性の関連を調べた(福田)。ポリイオン固定化二分子膜による透過実験では、電位差や酸化還元を利用した制御が実現された(岡畑)。 さらに、水面展開法で作製した高分子液晶複合膜にクラウンエーテル成分を加えた系では、液晶相転移による【K^+】の透過制御(新海)、アゾベンゼンの光異性化による【K^+】の促進輸送と能動輸送(梶山)が可能となった。また、強誘電体液晶と高分子の複合膜では、印加電場によるスイッチング現象が認められた(梶山)。一方、各種の色素含有単分子膜を組合せて作製した7分子程度の厚さのLB膜についても通常のダイオード特性が見られた(杉)。 続きを見る
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有機溶媒中における二分子膜の形成 by 国武 豊喜; KUNITAKE Toyoki
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