農林地のハザード・マップ作成のための基礎的研究

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農林地のハザード・マップ作成のための基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
元田 雄四郎(九州大学・農・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985
概要(最新報告):
わが国の農地は、気象・地形条件から多様な災害発生のポテンシャルを有している。この災害ポテンシャルを定量的に表現するハザードマップを作成することを目的として研究を行った。 まず、九州地方における最低気温の現われ方の特徴を、地域平均からの偏差の分布として表現し、霜害等に関係する「冷え易さ」の定量化を行った。また、大雨による災害危険度をみるために、地形と雨量分布の対応や山地斜面における雨量強度を評価し、雨量分布が地形波長の2次元フーリエ級数で表わされることと斜面の雨量強度が卓越風向から求められることを明らかにした。干ばつの出現に関しても、少雨が空間的に指数函数的に回復することを確かめた。 一方、中国山地の農用開拓地を対象に、標高別に気温の観測を行い、放射冷却時の標高と気温の相関を求めた。標高400m〜600mの間では正の相関があり、気温は一義的に標高によって決定されることを明らかにした。ここで得られた回帰直線とアメダス観測点の統計値の組み合わせから、ハザードマップ作成のための気温推定の基本尺度を設定した。この尺度をもとに斜面各部位の凍霜害発生危険度を求めた。この結果、ある標高以下では低温障害が頻繁に現われること、また、その標高以上では、早晩霜時に無霜地帯になることが判明した。 中国地方の砂丘地帯の畑地を対象に、丘陵地の微気象観測を行い、地形気象の特徴とその推定法を検討した。 以上のような災害因子をマップ化するため、地形をメッシュマップで表現する試みを行い、地形因子のとり方や定量化についても研究を行い、ハザードマップ作成のための基礎情報を得ることができた。 続きを見る
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