ヒト由来モノクローナル抗体による新しい肺癌検診体制の確立に関する研究

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ヒト由来モノクローナル抗体による新しい肺癌検診体制の確立に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
安元 公正(九州大学・医・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985
概要(最新報告):
1.ヒト-ヒト・ハイブリドーマの作成 Human B lymphoma cell lineのHGDRT欠損株であるNAT-30およびHO323と肺癌患者の術中郭清されるリンパ節リンパ球とを、細胞癒合し、ヒト-ヒト・ハイブリドーマを作成した。ハイブリドーマの産生する培養上清中の抗体を、ヒト肺腺癌株PC-8および扁平上皮癌株QG-56に対するELISAによりスクリーニングした。さらに有効にスクリーニングを行なう為に、肺癌の各組織型を含む組織切片を用いて、同時にスクリーニングした。 2.モノクローナル抗体の特異性の検定 これまでに、数百のハイブリドーマが得られ、スクリーニング陽性の抗体を産生するハイブリドーマは、約10ヶ程であった。その中の一つ【HB_4】【C_5】抗体について、手術切除標本のホルマリン固定、パラフィン切片を用いて免疫ペルオキシダーゼ染色法にて、特異性を検討した。その結果は以下の如くであった。 (1)肺癌:腺癌21例中15例、扁平上皮癌12例中6例、大細胞癌3例中2例が陽性で、小細胞癌の5例は陰性であった。 (2)他臓器の癌組織:胃腺癌5例中4例、大腸腺癌2例中2例に陽性であった。 (3)正常組織:肺では、Type【II】肺胞上皮細胞に陽性であった。他臓器(脳肝、膵、腎、胃、小腸、大腸、食道)では、腎臓の尿細管上皮に陽性であった。 以上より、我々の目的とする肺癌喀痰細胞診の一つのprobeとしての応用が可能な抗体と考えている。今後も、ハイブリドーマを作成し続け、肺癌をもれなく検出できる抗体の組み合わせを検索する予定である。なお、上記の【HB_4】【C_5】のハイブリドーマは、無血清培地で培養中で、90%以上純粋な精製抗体が入手できるようになっている。 続きを見る
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類似資料:

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