遺伝的高血圧における血液中昇圧ペプチド増加の機序に関する研究

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遺伝的高血圧における血液中昇圧ペプチド増加の機序に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Factors contributing to increases in circulating hypertensive peptides in genetic hypertension
責任表示:
竹下 彰(九大・医学部・助教授)
Takeshita Akira(九大・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985-1986
概要(最新報告):
1)心圧受容器反射による腎交感神経活動調節機能が、食塩負荷により変化するか否かを検討した。正常食塩食投与SHRでは、WKYに比し、心圧受容器反射機能が高圧域にresetされていることを認めた。高食塩食(8%Nacl)4週間投与後では、SHRおよびWKYともに、心圧受容器反射機能が著明に低下していた。しかし、食塩負荷時の変化の程度はSHRとWKY間で相違がなかった。この成積は食塩負荷により心圧受容器反射が抑制されることを初めて明らかにしたものである。 2)心房筋伸展による心房性Na利尿ペプチド(ANP)の分泌機構を検討した。(a)摘出右心房をkrebs-Henseleit液中にて伸展し、発生張力を0.5gあるいは2gに30分間維持した。灌流液中へのANP分泌量は5分毎にRIA法で測定した。発生張力を30分間維持したにもかかわらず、ANP分泌は最初の5分で最大値を示し、以後漸減して、20分後には伸展前の分泌量に戻った。30分伸展後も心房筋内には多量のANPの存在を確認した。この成積は、伸展刺激によるANP分泌には適応が生じることを示唆する。(b)上述の如く、K-H溶中では伸展によりANP分泌が増加した。diltiazem【10^(-5)】Mを加えたK-H液中あるいは【Ca^(++)】-freeの灌流液中では、同程度の伸展を加えてもANP分泌は増加しなかった。しかし、diltiazem【10^(-5)】M下で反復伸展刺激(300回/分)を与えるとANP分泌が著明に増加した。この成積は、ANP分泌には心房筋の収縮や心房筋内への【Ca^(++)】流入は必ずしも必要でないこと、ANP分泌は静的な伸展ではなく反復伸展に反応して生じることを示唆する。 続きを見る
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