植物ポリフェノール,特にタンニン類の化学的研究

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植物ポリフェノール,特にタンニン類の化学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A Chemical Study on Plant Polyphenols (Tannins)
責任表示:
西岡 五夫(九大・薬学部・教授)
Nishioka Itsuo(九大・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985-1986
概要(最新報告):
桂皮、大黄などの生薬約15種及びカシ属、ヤナギ属などの植物約20種について、ポリフェノール特にタンニン類の化学的研究を行い、約130種の新規化合物の構造を決定した。本研究において高速液体クロマトグラフィーは純度検定、定性、定量に極めて有効な手段であった。以下、構造による分類に従って、研究成果の概要を記す。 1.加水分解型タンニン(1)ガロタンニン:約20種の新規化合物のうち、シキミ酸、スチロクエルチトール、トリテルペンアルコールを毋核とする各群は植物生理学上極めて意義深い化合物群である。(2)エラ-ジタンニン:約20種の新規化合物のうち、サングイインH-11は1分子中4個のグルコース残基をもった最も高分子のエラ-ジタンニン、またエラエオカルプシンはガロイル基の代謝にアスコルビン酸が直接関与することを示すものである。この群の新規化合物は構造化学的に、さらには植物生理学上、意義深いものが多い。 2.縮合型タンニン(1)単純縮合型タンニン:単量体から六量体までの新規化合物約50種の構造を決定し、この群のタンニンの化学をほぼ体系ずけた。(2)複合縮合体タンニン:フラバン-3-オールの他に、コーヒー酸あるいはチルカンβ-オールを構成要素とする新しいタンニン群で、約10種の新規化合物の構造を明らかにするとともに、その分布域がかなり広いことも明らかにした。 3.新型タンニン:加水分解型と縮合型の両構成要素を具備する新しい型のタンニンで、ブナ科植物から約10種を単離、構造決定した。 4.その他の関連化合物として紅茶の新規色素、大黄フェノール類のガレート類約20種の構造を決定し、ポリフェノールの代謝あるいは醗酵による変化について多くの意義ある知見を得た。 続きを見る
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