経口発がん物質の食品成分への結合-制がん機能付与食品設計へのアプローチ

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経口発がん物質の食品成分への結合-制がん機能付与食品設計へのアプローチ

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
向井 純一郎(九州大学・農・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985
概要(最新報告):
経口発がん物質の多くは吸収後肝ミクロゾーム のチトクロームp450において代謝活性化され、ついでDNAと共有結合し、発がん過程に入る。これらの何れかの過程を阻止することによって経口発がんを予防する途が開かれるであろう。本研究においては発がんとの関係が最も深いDNAとこれら発がん物質との相互作用をセルローズまたはDEAE-セルローズ薄層クロマトグラフによってしらべた。 1. AFBlおよびGlu-【P_1】はin vicroにおいて未変性DNAと微弱で可逆的な非(前)共有結合を形成する。前者よりも後者の方がやや親和性が強い。 2. 兩者をラットS9系またはp-クロロ過安息香酸によって活性化した後に試驗すると、前者はやはり結合したが後者は結合しなかった。このことは、これらとDNAとの間の、構造に基く前共有的結合を示す。 3. 1,2の研究過程において、抗脂肪酸酸化性の強いデヒドロアスコルビン酸-トリプトファン加熱産物を添加したところ、期待された結合阻止効果は認められず、むしろそれ自体がDNAに結合し、DNAを会合させ、またGlu【P_1】のDNAへの結合を誘起することを示唆する結果が得られた。一方において、その單成分体やアラニン同類体ではこれらの作用は認められなかった。またフリーラジカル生成によるDNA崩壞活性については、むしろそれらに比べて著るしく弱かった。 4. 発がん-制がん過程のモニターとしてGlu-【P_1】投与(12mg/日,5ヶ月)ラットの尿についてスペルミジン+スペルミンの分析を行なった。対照区に比べて明らかに高い値を示したが、投与を中断すると正常値に復する傾向があった。 続きを見る
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類似資料:

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水素結合型強相関構造の動的増幅検出 by 竹中 繁織; TAKENAKA Shigeori
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