YAGレーザー歯面照射用光学系の試作

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YAGレーザー歯面照射用光学系の試作

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
An optical fiber system of Nd-YAG laser for surface irradiation of human enamel
責任表示:
森岡 俊夫(九大・歯学部・教授)
MORIOKA Toshio(九大・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985-1986
概要(最新報告):
近時、エナメル質にレーザーを照射し耐酸性を付与することにより、齲蝕予防をしようとする術式が開発されつつある。 この目的の一連の研究の中で我々は波長を異にする9種のレーザー光をヒトおよびハムスターのエナメル質に照射し歯面への耐酸性付与効果を比較した結果、ノーマルパルスNd-YAGレーザーおよびArの各レーザーがこれに適していることを報告している。 これらのレーザーを齲蝕予防の目的で臨床応用するためには、口腔内の任意の部位に正確に、かつ安全に照射しうることが不可欠である。 本研究は口腔内照射用のファイバー光学系を試作し実際にヒトのエナメル質に照射しようとするものである。 研究結果としては 1.ノーマルパルスNd-YAGレーザー用ファイバー光学系の試作:石英ファイバーの直径0.6mmおよび0.3mmφの2種のファイバーについて比較検討の結果、ヒトのエナメル質照射には0.6mmのものが適していた。 2.ビームプロファイルの検討:石英ファイバーを通過させたビームのプロファイルはΩ型を呈していて、そのために照射野の中央部にエネルギー密度が高い。 均等な照射のためには長いファイバーを多重に円筒に巻き付けて使用することで解決された。 3.歯面黒色塗布剤の選択:ノーマルパレスNd-YAGレーザーのエナメル質照射には、耐水性黒色インクとイカの墨が有用である。 4.レーザー照射時のヒト感覚応答:ヒトのエナメル質表面へ、耐酸性付与に必要とする40J/【cm^2】のエネルギー密度をもつYAGレーザーを照射すると、大多数の症例で疼痛はなくむしろ加温される感覚があった。5.歯髄の電気刺激反応:レーザー照射の前と後において歯髄電気診に対する反応には差異は認められなかった。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

5.
レーザー照射によるヒトエナメル質の耐酸性発現の機作に関する実験的研究 by 森岡 俊夫; 田籠 祥子; TAGOMORI Shoko; 田篭 祥子