副腎チトクロームP⊂⊃∈ーテDNAによる先天性副腎過形成のDNA診断法の開発

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副腎チトクロームP⊂⊃∈ーテDNAによる先天性副腎過形成のDNA診断法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
名和田 新(九大・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985-1986
概要(最新報告):
先天性副腎過形成21OHlase欠損症例におけるP450c21のDNA leaclの異常を既に報告したが、実際その発現における異常の存在の有無については未だ報告を見ていない。そこで21OH lase異常の先天性副腎過形成及び機能性副腎癌の副腎組織においてP450c21のDNAと同時にmRNAの異常について検索した。副腎腺腫を発生した21OH lase欠損症単純男性型37才女性の手術摘出副腎腺腫組織のP450c21遺伝子及びそのmRNAを解析した。培養副腎腺腫細胞のステロイド合成はACTH添加により17OHprogesteroneはcortisol,11deoxycortisolに比べ著明な反応増加を示し、21OHlase障害の存在が確認された。副腎腺腫組織DNAは、TagI切断で正常ヒト白血球と同様にSouthern blot法で6.2,3.7,3.2,2.5kbのバンドを認め、異常バンドを認めなかった。次に副腎腺腫組織及びその周囲副腎組織のmRNAはNorthern blot法で共に2.1Kbの部位にバンドを認め、mRNAの大きさには正常副腎組織と比べ差異を認めなかった。副腎腺腫は21OHlase障害を有するがDNAは勿論、mRNAにおいても異常を認めず、P450c21の遺伝子のpoint matationが示唆された。次に機能性副腎癌2例即ち副腎性器症侯群を示す3才女性とCushing症候群を示す6才女性の手術時摘出副腎癌組織よりDNA及びRNAを抽出した。Southern blot法でTagI切断により副腎癌では正常副腎と同様に6.2Kb,3.7Kb,3.2Kb,2.5Kbにバンドを認め、EcoRi切断にてCushing症候群を呈した症例では18Kb,15kb,13Kb,10.5Kb,9.5Kb,9Kb以外に16Kbのバンドを認めた。一方Northern blot法では副腎癌では正常組織と同様に2.1Kbのバンドを認めたが、Cushing症候群を呈した症例ではその他に1.6Kbのバンドを認めた。即ちヒト副腎癌においてP450c21のDNAに異常が存在し、明らかにその発現型であるmRNAにも異常の大きさのmRNAが存在する事を証明した。 続きを見る
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