慢性容量負荷心における心筋機能(収縮末期圧容積関係について)

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慢性容量負荷心における心筋機能(収縮末期圧容積関係について)

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Ventriculo-arterial matching studied in chronically instrumented dogs
責任表示:
多治見 司(九大・医学部・講師)
Tajimi Tsukasa(九大・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985-1986
概要(最新報告):
「緒言」 心筋は代謝エネルギーを機械エネルギーに変換するエネルギー形態変換装置であり、心室がこの機械エネルギーを血液に与えることにより血流が維持される。血液は生涯を通じ絶え間なく流れており、心室が血液に供給する機械エネルギーは積算すると莫大なものとなる。従って、いかに効率良く代謝エネルギーを機械エネルギーに変えるか、あるいは発生した機械エネルギーを血液に供給するかは生体にとって極めて重大な意味を持つ。そこで本研究は心室が発生した機械エネルギーをどのような効率で血液に与えるか健常心及び不全心について検討した。 「方法,結果」 予めトレッドミルを走る様に訓練した犬に左室圧、大動脈流量を測定するための器具を装着した。手術からの回復を待って運動負荷を行い、心室と動脈の整合性を検討した(コントロール)。さらに左冠動脈に微粒子を注入し心不全を作成し、不全心の心室と動脈の整合性を調べた。 「結果,考察」 健常心では安静時も運動時も心室はほぼ最大出力(仕事)で動作しており動脈と整合していたが、不全心では最大仕事のおよそ半分の所で動作しており心室と血管は整合していなかった。不心全では薬剤で血管低抗を下げ且つ心収縮力を上げてやると心室の仕事量は増大し、強心剤や血管拡張療法が単に心拍出量を増加させるだけでなく心室と血管の整合性を改善することが明らかになった。容量負荷による心不全は実験的な困難さのため充分に検討できなかった。しかしながら、容量負荷では収縮末期エラスタンスが低下することから動脈低抗が低下したときに心室の仕事量は最大になり合目的な適応が起きているものと推定される。 続きを見る
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