生理活性物質高沸点化合物の蒸気圧に関する研究

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生理活性物質高沸点化合物の蒸気圧に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Vapor Pressures of High Boiling Compounds such as Biogenic Substances
責任表示:
荒井 康彦(九大・工学部・教授)
Arai Yasuhiko(九大・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1985-1986
概要(最新報告):
医薬品原料など生理活性天然物の需要が近年高まっている。また、その単離精製が製造工程において重要な役割を占めており、従来法から超臨界ガスによる抽出へとプロセスの転換が検討されている。最適なプロセス設計に際しては抽出効率を的確に把握するため生理活性物質の蒸気圧データが不可欠となるが、生理活性物質のような高沸点化合物の蒸気圧データは石炭液化油の分離・精製プロセスなどの分野でも強く要求されているにもかかわらず、測定因難なためデータの蓄積が著しく遅れていると言わざるを得ない。そこで本研究ではまず流通法に立脚した高沸点化合物の蒸気圧測定装置を新規に開発した。これまで報告例の多いナフタレンをとりあげ、試料純度の影響、試料蒸気を同伴するために使用されるヘリウム・キャリアガスの流量の影響さらには試料を固化して捕集するトラップの形状や容量などについて、詳細にわたり実験的に検討を加えた。その結果、キャリアガス流量をある領域に設定すれば、他の研究者のデータと数%以内の誤差で一致する満足なデータが収集可能なことが判明した。とくに本測定法(流通法)によれば、液体および固体状態いずれの相状態の物質でも、その蒸気圧を精度よく測定可能である。これら実験法の詳細ならびにナフタレンの蒸気圧データは学会誌に印刷中であり、その後収集したテトラリンおよび1-ナフトールの蒸気圧データに関しては、学会にて発表予定である。今後さらに複雑な化合物の蒸気圧収集を計画している。実験的研究とならんで蒸気圧データが不足していたり、あるいは全く報告されていない物質の蒸気圧を理論的に推算するための工学的手法の開発を研究している。化合物を構成する原子団の知見のみより推算可能な手法が有力となるが、これまでに現在広く応用されているグループ寄与法による推算では満足な結果が得られない物質が存在することが判明し、新しく構造因子の導入を計画している。 続きを見る
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