新規なセスキリグナンと類縁体の化学的・生物学的合成と生物活性

閲覧数: 22
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

新規なセスキリグナンと類縁体の化学的・生物学的合成と生物活性

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Chemical and Biological Syntheses of Novel Sesquilignans and Analogs, and Their Biological Activities
責任表示:
谷口 栄二(九大・農学部・助教授)
TANIGUCHI EIJI(九大・農学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1984-1986
概要(最新報告):
ハエドクソウは我国に広く分布し特徴ある殺虫作用性の成分をもつ一野草である。本植物の成分を明らかにして新規薬剤開発のリードとし、また組織培養法、高生産株の育種などによりその利用を計ることは、未利用植物資源の開発の面からも意義深い。該研究期間に主要成分の分離・構造決定および合成法と組織培養法の設定を行うことを目的として研究した。 1.殺虫成分の単離と構造決定。市販薬剤に比肩しうる活性を持ち、抵抗性昆虫にも高い殺虫効果を示す新規なセスキリグナン、ハエドキサンA,D,Cーアセテート、およびFーアセテートを単離し、機器分析と化学的手法によって構造をあきらかにした。これらの天然物はハスモンヨトウ、コブノメイガ、コナガ、カ、ハエなどに高い殺虫作用を示した。 2.ハエドキサンDの全合成と絶対構造。ハエドキサン類のより簡単な同族体フリマロリンIとIIをモデルとして合成法を開発し、この方法を応用してハエドキサンDを合成し、その絶対構造を決定した。また、A,D,Eの15種の立体異性体を合成した。 3.誘導体の合成。ハエドキサン類に共通してみられるポリアルコキシフエノールエーテル類縁体約50種を合成した。 4.構造と殺虫性。天然型の絶対構造をもったハエドキサン合成品のみが高い殺虫力を示した。簡単なポリエーテル類には高い活性はみられなかったが、分子設計に有益な知見をえた。 5.組織培養。無菌的に発芽・生育させた幼苗の茎葉部の組織切片を植物ホルモンを含む1/2MS培地で継代培養し、分化・生育した植物体の抽出物をHPLCで分析し、また殺虫力を検定して野外植物体と同じ殺虫成分を安定して生産する条件を設定した。さらに、成分の産地による変動をしらべた。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

8
SYNTHESES OF ISOCOUMARINES AND THEIR BIOLOGICAL ACTIVITIES by 吉川, 博道; YOSHIKAWA, HIROMICHI
8.
SYNTHESES OF ISOCOUMARINES AND THEIR BIOLOGICAL ACTIVITIES by 吉川, 博道; YOSHIKAWA, HIROMICHI