反応生成ガス捕捉による中性子照射量測定の実用化

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反応生成ガス捕捉による中性子照射量測定の実用化

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of He accumulation Method for Neutron Dosimetry
責任表示:
神田 幸則(九州大学・国立大(その他)・教授)
KANDA Yukinori(九州大学・国立大(その他)・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1983-1985
概要(最新報告):
本研究は、中性子による核反応で試料中に生成・捕促・集積されたHeガスを測定することによって、中性子照射量を測定する装置および測定システムを開発し、実用化することを目的としている。 (1) 本研究で開発されたHe原子測定装置の測定限界は8×【10^(11)】He原子である。この程度のHeを40mgのAlに生成する14MeV中性子照射量は7×【10^(15)】n/【cm^2】であり、現在の強力中性子源で充分達成可能な中性子照射量である。 (2) He集積法におけるHe原子測定装置の較正は、従来、圧力・体積・温度によってHe原子数を求める標準Heガス法が用いられて来たが、大気中のHe原子以下のHe原子数測定の場合、充分な精度が得られないという問題があった。これに対し本研究では、Heイオンを金属試料に注入し、イオン電流を測定することによって注入He数を求めて較正用標準試料とするHeイオン注入試料法を開発し、同問題を解決した。 (3) 上記Heイオン注入法の限界を確認するために、【10^(18)】He原子/【cm^2】の領域まで測定し、ブリスター等の発生を観測した。 (4) He注入試料を常温保存した場合、長期にわたりHeの漏洩がないことを確めた。 (5) 試料からのHe放出の温度依存を調べる実験を行ない、300℃以下1時間以内であれば、数%のHe放出であることを確めた。 (6) 試料をTi製カプセルに封入する方法を検討した。Tiのゲッター作用によるH系バックグラウニド低下は期待した程は大きくなかった。 (7) He集積法により、14MeVにおけるAl(n,xα)の断面積を測定し141mbの値と得た。この反応はHe生成断面積の標準となりうるものであり、従来、2測定があった。両者の差は20%ある。われわれの測定値は一方の値によく一致した。 今後の課題は、試料のカプセル封入と測定限界の低減である。 続きを見る
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