<学術雑誌論文>
学童保育における生活体験 : 計画性と評価をめぐって

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概要 本稿では、小規模な学童保育「かなえば」を事例として、計画性と評価という観点から、学校教育と学童保育の機能や性質の違いについて検討し、そこに生活体験が大きく関わっていることを明らかにした。 学校教育ではPDCA が強く働く傾向にあるが、学童保育ではそれと比べてゆるやかな学童保育型PDS を機能させることができる。その結果、学童保育では、常に子どもたち自身が目標を意識してその達成を強いられることによる...不全の感覚や、その目標に照らして自らが自らの評価者となることへの息苦しさ、個人的能力への還元によるよそよそしさが感じられない。学童保育でこのPDS が可能となるのは、生活体験的な活動が行われているからである。なぜならば生活体験は、「望ましい体験」、「生活世界」、「協働性」という三つの観点から現れてくる特質を保持しているからである。続きを見る
目次 はじめに 1.教育・保育における計画性と評価 2.学童保育型PDS の可能性 3.「かなえば」における生活体験 おわりに

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pdf p057 pdf 1.38 MB 1,381  

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登録日 2016.02.16
更新日 2023.09.13

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