<図書>
自己再想像の「法」 : 生権力と自己決定の狭間で
ジコ サイソウゾウ ノ ホウ : セイケンリョク ト ジコ ケッテイ ノ ハザマ デ
責任表示 | 仲正昌樹著 |
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データ種別 | 図書 |
出版者 | 東京 : 御茶の水書房 |
出版年 | 2005.1 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | iv, 256p ; 21cm |
概要 | 各個人の「自由」な活動の空間の確保と「生命」を維持するための安全保障を二大目標に掲げてきた近代国家は、人々の「生」の形を“自ずから”「正常=規範性」に従属させる高度な「生・権力」を築き上げてきた。しかし、近年、医療・生命倫理・性の領域において強調されるようになった「自己決定権」の問題を中心に、「自由への権利」と「生命管理」の間の根源的な矛盾が露呈されつつある。金沢大学附属病院産婦人科での無断臨床試...をめぐる訴訟を具体的な出発点としながら、医療体制を中心に形成される生・権力のただ中にあって、「自由」を実質化することの困難について考察する。続きを見る |
目次 | 第1章 私的領域における「法」(プライヴェートな領域の不可侵性? 「親密圏」と他者の権利 ほか) 第2章 医事法における「公/私」の境界線の曖昧さ—人体の公的管理と自己決定権の狭間で(はじめに:医学研究における「患者の身体」 医療における「自己決定権」が語られる文脈 ほか) 第3章 「人体実験」とインフォームド・コンセントの法理—金沢大学医学部附属病院無断臨床試験訴訟を素材として(はじめに:金沢地裁判決の歴史的意義 事件の経過:「無作為比較臨床試験」の制度的矛盾 ほか) 第4章 医事訴訟におけるQOLと「自己決定」—金沢大学附属病院無断臨床試験訴訟を起点として(はじめに:医事訴訟におけるQOL QOLを構成する客観的基準と主観的基準 ほか) 第5章 「自由」と「暴力」(自由の逆説 「生かす権力」 ほか) |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 3C_40‐47 [教育[比研](人環)] | 教育/302.1B/55 | 2005 |
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007112005004470 |
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医学図 1F 開架図書 | W 61/N 35/2005 | 2005 |
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140012023500284 |
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書誌詳細
別書名 | 異なりアクセスタイトル:自己再想像の法 : 生権力と自己決定の狭間で |
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著者標目 | 仲正, 昌樹 (1963-) <ナカマサ, マサキ> |
件 名 | BSH:医療 -- 法令
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BSH:医事紛争 BSH:インフォームド・コンセント BSH:法哲学 |
分 類 | NDC8:498.12 NDC9:498.12 |
書誌ID | 1001272859 |
ISBN | 4275003608 |
NCID | BA70801256 |
巻冊次 | ISBN:4275003608 ; PRICE:2600円+税 |
登録日 | 2009.09.18 |
更新日 | 2023.04.19 |