岡部六弥太


大正15年5月12日、福岡県朝倉郡夜須町の生まれ。俳人。本名は喜幸。旧制福岡工業学校卒。昭和17年頃句作を始め、新聞の俳句欄に投稿。河野静雲に句作の手ほどきを受けた。少年飛行兵となり満洲で敗戦。俘虜収容所を脱出し1年半余の放浪生活を送り、22年帰国。文部省をへて福岡県庁に勤務し、県庁俳句会を組織。24年、野見山朱鳥に師事し「菜殻火」に参加。33年、第1句集『道化師』上梓。38年、俳人協会(会長は水原秋桜子)に参加。42年、俳誌「円」創刊同人(49年から主宰)。46年、俳誌「山火」に入会し福田蓼汀に師事。昭和49年、第4回(’73)福岡市文学賞。平成11年、福岡市文化賞。福岡県俳句協会会長。句集に『道化師』以下、『土漠』(昭48・●)。『神の竪琴』(昭●)『鰤雑煮』(昭●)『夜須野』(昭●)『松囃子』(昭●)『厚朴』(昭●)『岡部六弥太集』(昭●)『金印』(梅里書房、平12・12)『鷹柱』(角川書店、平14・9)などがあり、共編著に『福岡県吟行歳時記』、合同句集『歳華悠悠』がある。