高橋睦郎 - Collections | Kyushu University Library

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高橋睦郎

kana	タカハシムツオ
Editor	花田, 俊典
Editor	スカラベの会
Database Title	スカラベ人名事典
Biography	1937（昭和12）年12月15日、福岡県八幡市（現・北九州市）生。詩人。生後３箇月余り後に八幡製鉄に勤務する30歳の父親が過労による急性肺炎のため死去し、その翌日に、まだ４歳の姉も風邪に脳膜炎を併発して死去した。やがて母が中国の愛人のもとに走ったため、福岡県直方の祖父母の家や福岡県八女郡福島町の叔母の家などを転々とした。母親の帰国後、国民学校１年の２学期に門司市（現・北九州市）に母子一緒に引っ越し、柳小学校に編入。２年生の夏休みに敗戦。柳西中学に進み、詩作を開始。10代で詩誌「砂漠」に参加した。福岡学芸大学（現・福岡教育大学）国語科に入学。卒業半年前に肺結核に罹り、福岡県古賀市の病院で２年間療養し、卒業後に上京した。〈詩集〉『ミノ・あたしの雄牛』（砂漠詩人集団、昭34・11）『薔薇の木・にせの恋人たち』（現代詩工房、昭39・9）『眠りと犯しと落下と』（思潮社、昭40・6）『頌』（思潮社、昭46・7）『暦の王』（思潮社、昭47・12）『鍵束』（横浜・書肆山田、昭57・10）『王国の構造』（小沢書店、昭57・2、第20回歴程賞）、『分光器　PRISMATICA30』（思潮社、昭60・9）『兎の庭』（書肆山田、昭62・9、第18回高見順賞）、『旅の絵』（書肆山田、平5・12、第11回現代詩花椿賞）『姉の島―宗像神話による家族史の試み』（集英社、平7・8、第11回詩歌文学館賞）〈句歌集〉『稽古飲食』（不識書院、昭63・2、第39回読売文学賞）、〈台本修辞〉『王女メディア／エウリーピデース』（小沢書店、昭59・9、第●回山本健吉賞）〈小説〉『十二の遠景』他、評論集『球体の息子』（小沢書店、昭53・2）『球体の神話学』（河出書房新社、平3・6）
Relation	https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/collections/q_fukukin_bio

Details

Record ID	441961
Rights	スカラベ人名事典の人物詳細の著作権は、それぞれの執筆者に属します
Created Date	2013.08.16
Modified Date	2020.10.26