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穴井太
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Created Date | 2013.08.16 |
Modified Date | 2020.10.26 |
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アナイ フトシ
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Editor |
花田, 俊典
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スカラベの会
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Database Title | |
Biography |
1926年12月28日、大分県玖珠郡東飯田村(現・九重町)の生まれ。俳人。2歳のとき、福岡県戸畑市(現・北九州市)に引っ越し、同14年、沢見小学校を卒業。戸畑工業学校機械科に入学したが、同18年12月、繰り上げ卒業。戦後、21年、戸畑工業時代の教師の西田春作らと詩誌「詩座」を創刊(第4号まで発行)。翌22年晩秋、郷里の飯田高原に帰郷し、炭焼きをしながら萩原朔太郎や宮澤賢治の詩に親しんだという。翌年、新設の飯田中学の教師となり、詩誌「揺籃」(のち「新地帯」と改題、佐賀県基山)に参加。昭和24年、中央大学専門部二年編入のため上京し、2年後、卒業して帰省。肺浸潤のため療養生活を送り、昭和26年、戸畑市(現・北九州市)で就職。昭和27年、中野君子(平7・2・5没)と結婚。昭和29 年、増田清の勧めで横山白虹主宰の俳誌「自鳴鐘」に入会(同35年、同人となる)。昭和31年、同人誌「未来派」創刊に参加。昭和38年2月、第一句集『鶏と鳩と夕焼と』を上梓。昭和40年、天籟句会主催。句会案内のハガキ版「天籟通信」第1号を発行し、翌年1月から月刊俳誌として刊行。昭和49年、現代俳句協会賞を受賞。北九州市戸畑区在住。1997年12月29日没。〈句集〉『鶏と鳩と夕焼と』『私版・短詩型文学全書 穴井太集』(八幡船社、昭42・11)『土語』(昭46・10)『ゆうひ頌』(牧羊社、昭49・8)『天籟雑唱』(現代俳句協会、昭58・4)『原郷樹林』(牧羊社、平3・10)『現代俳句文庫 穴井太句集』(ふらんす堂、平6・8)〈随筆評論集〉『山頭火の世界』(本多企画、平2・1)『俳句往還』(本多企画、平7・3)『吉良常の孤独』(葦書房、平9・5)〔参考〕「天籟通信」398号(1998.4)に特集「追悼・穴井太」(略年譜あり) 吉良常と名づけし鶏は孤独らし 土に還るボタいっぽんの鬼あざみ けぶる母郷いくたび芹の匂いたつ ゆうやけこやけだれもかからぬ草の罠
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Relation |
Record ID |
441468
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Rights |
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Created Date | 2013.08.16 |
Modified Date | 2020.10.26 |